ぶらりぼっち日和

人生回り道。のんびり生きる仕事嫌いな20代

就活のミスマッチがなくならないのは、学生がお金を払う文化が無いからではないか?


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この時期の就活生を見ていると苦しくなってきます。
だって、ねえ、なにを好き好んでこのクソ暑い日に熱のこもる黒いスーツを着て一日に何社もの面接に赴かなければいけないのか。想像するだけで地獄。

僕は今クールビズのため腕捲りで仕事しているのですが、学生は人事の許可がでなきゃ腕捲りもできないなんて、どーなのよ。腕捲りが失礼に値するとかよくわからない。

タイムリーでこんな数字も出てしまっていますし。

 

prtimes.jp

 

過半数が内定獲得済み……。このくそあつさ+精神的なプレッシャーって、もうやばいですね。ほんと。僕も死にそうだったなあ。まずは、ご自愛ください。。。

 

早く決めてもいいことないよ

こうした記事を見ると考えてしまうのが「どうか焦らず就活を続けておくれ」ということ。まだ就活が終わってない学生は相当焦ることでしょう。僕もゼミの中で唯一無い内定になった時は割と絶望していましたし。

でもここで焦って企業を決めてもあまりいいことはありません。
実際、僕の周りでも続々と転職や無職活動を始めている友人もいます。
彼らはほとんどが、就活時代は比較的スムーズに決まっていました。

行き遅れの当時の僕からしたらもうね、神のような存在。
そんな神様ですら三年待たずに職を変えている事実。

学生のみなさん、キャリアセンターや親の言葉に惑わされちゃだけですよ。
早く終えればいいってもんじゃないですよ。

 

どうしてミスマッチが起こるのか

このような感じで、早々に就活を終えた周囲の友人はもちろん、
僕自身も体験しているミスマッチ。

どうしてこのようなことになってしまうのか?
巷でよく言われるのが、

 

 

「学生のやりたいコトが見つかっていない」

「理想に近しい企業が見当たらない」

 

 

等々、理由は様々。
もちろんこれらも要因の一つ。
でも僕はそれ以上に制度的というか、文化的な問題も大きいんじゃないかなと思うのです。ちなみに今回の僕の意見は結構夢想的なので、それも踏まえた上での一意見として捉えていただければと。

 

就活生がお金を出さない意識が問題

この見出しだけを見るととんでもない誤解を生みそうなので補足をすると「学生もっと金払えオラ!」ということでなく、就活において学生が企業にお金を払う文化が無いということです。もちろん交通費は払いますが。

今の時代、GDセミナーも面接対策セミナーもESの書き方セミナーも、無料が当たり前。でもこれって本来であれば、電気代、場所代、人件費、印刷代、諸々かかってますからね。だから社会人が社長クラスのセミナーを行こうとすると数千円とかいうぼったくり高額な料金になります。

そもそも「企業が学生に金を要求するのはおかしい」というのが一般的な認識。まあそれはそうでしょうねえ。就活において、学生が企業に明確に売上をもたらす形でお金を支払うというのはそうそうないかと思います。

僕は、この「企業だけがお金を出す」という構図も今のミスマッチを引き起こしている一因なのかな、と。


顕著なのが人材紹介業ではないでしょうか。
構図としては、人材会社が学生を登録企業に紹介し、そこで採用が決まればいくらかのマージン発生というのがオーソドックス。今は看護師に特化した紹介会社やベンチャー限定サイト等もありますが、大枠はどこも同じかと思います。

学生からしたら、今まで知らなかった企業を紹介し、面接対策もしてくれて、めんどくさい交渉ごとも調停してくれる人材紹介会社は願ったりかなったりな存在。自分一人では、限界がありますからねえ。

登録企業からしても、自社で採用活動を全て回そうとすると手間もお金もかかります。であるならば採用のプロに任せれるのは大きなメリットです。

 

この仕組みで起こりうること

この仕組みではある大きな問題が生まれます。
それは「 "
お金を払っている顧客=人材会社を利用している登録企業がどうしても優先的に考慮されてしまう」ということです。

人材紹介会社にお金を落とすのは、そこに登録している企業。
となれば、人材会社側が登録企業のことを優先的に考えるのはある意味当然の流れ。

就活生にとって「うーん、微妙かなあ・・・?」と思う企業も、利益のことを考えると紹介せざるを得ない・・・なんてこともあるやもしれません。結果として、本来学生に勧めるべきではない企業を紹介してしまう。それがミスマッチを引き起こすのではないかなと。

もちろん先述した「やりたいことが見つからない」というのも要因の一つ。
ですが、企業情報を握っている人材会社がそれを学生に伝えなければ、そもそも選択肢は広がりませんし、「ここはお得意さんじゃないから後回しで・・・」なんてことで学生に紹介されないこともある、かもしれない。

僕もまがいなりにもサラリーマンを経験したので分かるのですが、仕事においてはお金の優先順位が圧倒的に高い。「金だけが全てだ!ヒャッハー!」とは言いませんが優先順位が圧倒的に高いのは事実です。

それを考えると仕方ないのかな、、、と思ったりもしますが、就活生側としたら、嫌ですよね。

 

数をさばかなきゃいけないので、学生が軽視されることもある

人材会社も大変なわけです。社員の給料やらいろんな費用やらをを払うためには、できる限り多くの学生を登録企業に紹介して、売り上げを出さなければいけませんので。「登録企業に学生を一人紹介で数千万が人材会社に入る」とかなら別ですが、基本の紹介料は数万~数十万程度/人。こんなもん、社員の人件費で飛びます。

そうなると数を打つのは必須。学生一人一人に寄り添うなんてほぼ不可能になってきます。お金を生まない学生に寄り添う暇があったら、お金を出してくれる登録企業を優先したくもなります、ええ。

 

 

別にひねすぎているわけではない


「あまりにもひねた見方をしすぎだろ」と思われた方、確かにそうかもしれません。

ですが僕自身、就活時代に「これ学生舐めてねえ?」という経験をしたことがありまして。そこから、あまり人材会社を信用できなくったという経緯がございます。人によっては「そんな小さいことかよ」と思われるかもしれませんが、僕からしたら「おいおいおい」な出来事がありました。

 

一社目の経験

とある人材会社を使っていた時のこと。僕には女性のエージェントについていただき、様々な企業を紹介してもらっていました。そんな紹介企業の中の一つにとある介護系の企業が。正直ここら辺は興味がなかったのですが、その時は確か四年の八月頃。時期も時期なので、ここらで一つ内定を欲しいなあと思い、(失礼ながら)あまり競争率の高くなさそうな介護の企業を選ぶことにしました。


その女性エージント曰く、

 

 

この会社は役員面接で圧迫面接があるんです。結構ゴリゴリのやつ。必ず対策しましょう!

 

 
 

とのこと。あまり表立った圧迫面接は経験がなかったため、やべえやべえとばかりに対策をしてもらうことにしました。後日その女性エージェントに自分の空いている日程を連絡し、返信を待つことに。

 

 



しかし、待てど暮らせど返信がこない。結構すぐ送ったのに……。結局そのまま面接日を迎えてしまい、惨敗いたしました。

ちなみに後日、さらっとこの会社から合否連絡が送られてきて普通にイラっとしました。いや、ミスったならせめて謝罪せいや!!

 

二社目の経験 

これは上記とは別の人材会社を使った時のこと。会社から「面談するので本社までお越しください」と言われ、向かった僕。本社に着くと、電話でエージェントを呼び出します。

  

 

あ、○○時から面談予定のぶらりぼっちですー

 

 

 

 

はい、では外の椅子に座ってお待ちください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このまま一時間放置。
僕もなぜ一時間根気よく耐えたのか不明ですが、とにかく誰もこない。
おまけに、僕より後にきた学生が普通に面談に通されるという自体。

 

 

 

 

 

なんだこれは。ギャグか、ギャグなのか。
一時間経ちもう一度エージェントを呼び出す僕。

 

 

あのーすみません、面談に来たのですがまだでしょうか・・・?

 

 

 

 

あ、少々お待ちくださーい

 

 

 

 

少々どころじゃないくらい待ったわというツッコミは抑え、今度は無事に面談へ通される僕。そしてここでも謝罪なし。いやいやいや!!!!!!!

ちなみにこの会社は夜中の三時にメールを送って来たことがあります。たまたま夜更かししていたのですぐに返信したら即レスでした。社畜怖い

 

 

 

今思えばどちらの場合も、こちらから確認をした方が良かったのでしょう。エージェントも業務で忙しいでしょうし。

でも、そうやって
学生が企業に気を使い続けていてはもう何も言えなくなります。だって社会人が学生より忙しいのは当然のことですから。それを言い訳にされて学生の言い分が聞いてもらえなくなるのは悲しい。それに、頼りにしてる大人から連絡がこないというのはなんとも言えない不安感に襲われます。

恐ろしいのが、どちらも「優良企業何選」みたいなランキングに選ばれていたということ。僕がたまたま悪い人に当たっただけかもしれないし、人によっては「そんな些細なことw」と思うかもしれません。でも、連絡なしとか一時間放置とか、実際やられると嫌ですよ、普通に。

 

 

学生が金を払う就活サービスがあってもいいのでは?


とまあこのように、人材会社から軽んじられる経験をして来た僕。おかげでこんなひねくれた人間が出来上がりました☆

でも、もし学生がお金を払う立場であればどうでしょう?

 


お金を払うお客様の連絡を無視するでしょうか?

適当にそこらへんに放置するでしょうか?

 

 

しないでしょうね。このように、お金を払う側がお客様として優先される世の中。であれば、学生もお金を出す側になって優先されればええやん!というのが今回の主張。相当安易な考えですが、この思考って大事だなと思います。

今の常識では「学生から金を取る」という考え自体が、あまりよろしくないと思われがち。最近だとドワンゴが受験料の徴収を行うことが話題になりましたね。今年もやってるのかな?賛否両論ありますが、僕としてはこういうのはアリかな、と。

学生が支払うお金が企業にとって少なからずインパクトを与えるなら、これまでのような学生を軽視した行動はできません。具体的にはオワハラや圧迫面接、連絡なしの落選など。お客様に対してそんな絡んじた行動はできないはず。それに、ドワンゴのサイトにも書いてあるように企業側も本気度をたやすく測れて、記念受験みたいなものも無くなるでしょう。

もちろんやり方は考えないといけません。「数万払え!」さすがにやばいので金額は抑えめに。ドワンゴの場合は、例えば「最終選考で落ちたら返金」とかそういった保険をかけると良いんじゃないかな、なんて思います。

 

学生が課金するタイプの紹介サービスがあってもいい

「学生がお金を落とすなんて難しだろう・・・」と思われるかもしれませんが、ワンコインくらいで、かつ、学生の痒いところに手が届くようなサービスなら、可能じゃないでしょうか。例えば「企業についての情報が全てまとまっているサイト」とか。これは僕のアイデアではなく、現在起業している友人がその昔、会話の中で一例として挙げていたものです。

 

 

 

今はいろんなサイトに企業の情報が転がり過ぎてる。学生もどれを見ていいかわからないし、何を信じていいかわからない。

だったらその情報を全てまとめて学生向けの会員制サイトにしてみたらどうだろう。基本情報はもちろん、偽りなしのインタビューやいいことも悪いことも書いたり。

で、企業からは金を取らない。これだと都合のいい情報を喋る企業は排除できるからミスマッチも減らせそうだよね。まあ儲かるかは別だけど、てか多分もうかんないw

 

 

 

 

おお、なるほどね、と思いました。確かにそれなら学生がお客様になるので、企業への配慮もいらなくなる。もっと本音で就活ができるということですな。もちろん言っていた通り、このままでは儲かる可能性は低いですが、こういう考え方が大切なんだなあ、と。

 

就活生よ、舐められるな

なんだか長ったらしくなってしまいました。
要約すると、誰か学生課金型のいいビジネスモデルがあったら編み出して!!という他力本願極まりない主張です。実際これができたら、相当強い気がする。今までの上下関係をひっくり返せる可能性があるわけですから。

それと、学生のみなさん、企業というのはどれだけ綺麗な言葉を並べても結局は利益を出さないといけないのです。これはもうしょうがない。その過程で学生よりも利益につながることが優先されること、これもしょうがない。

で、あるならば、最初から企業に期待しない方がお得ですよ、ええ。結局自分より利益を優先されてしまうなら、こちらも企業におじおじする必要はないのかなと。100%本気であなたのことを考えてくれる企業はおそらく存在しない。だったらいけるとこまで自分で好き勝手に考え、好き勝手に行動するのが、きっと後悔は少ないですよ。

 

 

 

 

あれ、なんかタイトルと結論が結びついてないけど、まあいいか。とりあえず、暑くてだるくなったら就活なんて一休みするのもアリですよ。