ぶらりぼっち日和

人生回り道。のんびり生きる仕事嫌いな20代

サラリーマンが辛い理由は「経営者の論理」が世の中にはびこっているからなんじゃないかな


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先日、ライフネット生命の出口会長の登壇記事を読みました。
イベント自体は少し前にあった模様

logmi.jp

そもそもタイトルでいちころだった僕。

 

 

「モーレツ社員はいらない」

 

 

いいぞいいぞ!もっと言ってやれ会長!
きっと多くのサラリーマンが共感したのではないでしょうか?
一応書いておきますが、決してサボれとかそういう話ではありません。サボりたいけどな!


そもそも出口会長クラスがこういった主張をするのは意義深いことだなあと個人的には思います。今は時代が変わり、昔ほど「それ!長時間労働じゃ!働け働け!」という流れではありせん。「モーレツに働けば報われる」―――この考えが絶対ではないことが浸透しつつあり、世の中の会社もそれに従うことが徐々に求められていきます。賛否両論あれど、長時間労働規制やプレミアムフライデーの存在が出てきたのも、とてもいい流れ。

が、そうはいっても、実際に「よっしゃ働きやすくなってるで!」と実感の湧いているサラリーマンはとても少ないのではないでしょうか。モーレツ社員はいらないという考えを理解はすれど、それを実行できている会社はあまり多くないのでは、と。
D通とかWタミとかあそこらへんはもうなんかもう別次元

少なくとも僕は湧いてない。朝から終電近くまで働き翌日も朝早く出勤。休日出勤どんと来い(白目)!な状況が続くのはなんともしんどい。僕の周りでも、感覚値レベルですが良くなったと実感しているサラリーマンはいないんじゃないかなあ。

 

 

「毎日終電帰りだからたまに早く帰ると不安になる」

「年末年始も働いた(白目)」

「なんか12時間くらい働いてる☆」

 

 

等々、友人の意見を聞くとどの会社も、怖い怖いまんじゅう怖い

 

 

長時間労働の価値観が間違ってるわけではない

 

ここまで書いて急に自分の意見をひっくり返してすみません。
僕は、長時間労働の概念自体が間違ってるとは思わないんですよ。
「ある立場」から見れば、の話ですが。

 

 

 

 

その立場と言うのが、「経営者」という立場。

 

 

 

 

 

「自分の作りたい世界観を達成するために一日中働くぞ!」

「理想を描き、達成した後の世界を妄想し、給料が少なくともそれを働く活力にする!」

「あらゆる問題を自分事として捉え、解決の方向に持っていく!」

 

 

これらは経営者、あるいはそれに順ずる立場に就く者にとっては至極当然の思考。
自分で全てを決定する自由があるなら、当然、全ての責任を負う義務もあり。
彼らからすると、長時間労働も辛い作業も「明るい未来に繋がっている」と思えるから、正解の作業なのです。

 

で、これが結果的にサラリーマンが辛くなる原因を作っているという悲しさ。

 

 

「経営者」の正論を、「サラリーマン」の正論にもしようとするから苦しいことになる

 

サラリーマンは「社会の歯車」などとも揶揄されますね。歯車たるサラリーマンがいないと社会が回らないというのはありますが、そもそもその歯車の仕組みを作ったのは誰か?

 

経営者であります。

 

別に経営者だけでなくてもいいんです。仕組みを作る側の人間であればそちら側にいると思うのですが、今回は「仕組みを作る側=経営者」に限定しませう。話がややこしくなるからね 

幸か不幸か、世の中は大抵「仕組みや物事を生み出した人間」が注目され、影響力を発揮します。Facebookやtwitterを初めとするSNSの生みの親もそうですし、今で言えばVALUにいち早く手を出してぼろ儲けしている方々など。賛否両論あれど・・・・・・
まあでも当然ですよね、先行者利益(?)というやつでしょうか。

 

 

 

 

 

で、ここまではいい。
OK牧場。

 

 

 

 

問題はこのあと。仕組みを作る側の人間の成功体験が、サラリーマンにも適用され始めると話がややこしくなります。
そもそも意識も立場も価値観も違う両者。

経営者は「自分の理想を掲げそれに向かい邁進したい人々」がほとんど。
対してサラリーマンは往々にして、そうでない場合が多いです。

 

 

「周りが就職してるし、就職するかー」

「特にやりたいこと無いしな」

「自分で何かやるとかなんとリスキーな・・・・・・安定してお給料ほちい」

 

 

わりかしこういうのが多いイメージ。
言ってしまえば会社のビジョンやら理念のことは二の次な場合がほとんどです。
まずは自分の人生の安定第一、ということですな。
そんな方々に対して、

 

 

「他責じゃない!自責思考だ!」

「どうすれば会社が成長するか考えよう!」

「社会を作る一員として云々かんぬん!ぬんっ!」

 

 

と言っても、響かせるのはなかなか難しい。         
やりたいことが無いーーーこれも確かに働く上でのミスマッチの原因ですが、立場の違う人に、立場の違う価値観を押し付けることもまた、ミスマッチに繋がるのではないかなと。

もちろん常に経営者目線でバリバリ働くビジネスマンもいるでしょう。それはもちろん素晴らしいこと。しかし全員が全員、そうではない。そもそも、社会に出るまで散々ゆとり教育や世間の常識に付き従うための教育を受けてきた方々が多い中で、急に経営者思考を強要しても馴染めない人が多い。ここら辺を履き違えて、仕組みを作る側の人間がその他大勢たるサラリーマンに「自責思考」や「社会のためにできること思考」を強制すると、辛いことになるのです・・・・・・。

 

 

立場の違いは難しい

 

働くことのみならず、あるゆることに当てはまると思います。
成功者の中での正論を振りかざすと、良い結果も生まれるかも知れないが、とてつもない不幸な結果も生む可能性もある、と。
最近ですと本田選手の記事が話題になりましたね。

 

成功者の論理、、、怖いなあ。
労働に関するミスマッチが最たるものじゃないかな、と。
かくいう弊社でも、ご他聞にもれず「自己責任思考」や「社会人として正しい考え方」を教えられます。もちろん、これらは正論。出来た方が良いでしょう。しかしこれらを考えたのが仕組みを作る側の人間であるならば、その扱い方には十分注意しなくてはいけないのかもしれません。