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ぶらりぼっち日和

人生回り道。のんびり生きる仕事嫌いな20代

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最低賃金「時給1500円デモ」に感じる、同年代としてのむずがゆさ


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昨日Facebookを眺めているときにこんな記事が流れてきた。

www.huffingtonpost.jp

タイトル通り、新宿で若者による「時給上げろデモ」が起こったらしい。
サムネを見ると自分と同い年と思われる人が多数写っており、
なんともいたたまれない気持ちに。

まず、記事を読んで思ったのは、
「うん、とても分かる」だ。

 

そりゃ時給1000円よりは1500円もらえた方がいいに決まってる。
僕もかつてフリーターだったときに引越しバイトをしていたコトがあったが「こんな汗かいて苦労してるのになんだよ時給1000円って・・・・・」とずっと思っていた。

 

でも最近は、違う。
当時は「時給1000円くそったれ」という不満を持っていたが、この主張は考え方として少しずれていると気がついた。
今回はそれについて書く。

  

「なぜ今の時給なのか?」から考える

そもそもなぜ時給1000円なのか、から考えるといい。
バイトも仕事も、お金をもらえる基準はたった一つ。

 

“どれだけの価値を生み出したか”

 

極論これだけ。
まずここを抑えないといけない。
価値をもっと噛み砕くと、“いくらのお金を世の中に生み出したか”、ということ。
この生み出したお金の多寡が労働者の報酬を決める。

 

だから一般的に知的労働をする人の報酬は高い。
最近だとブログとかもこれに当てはまるのかしら。僕は零細ですが
例えば「あなたの商品を〇〇円で紹介します」というのがわかりやすい。

影響力のあるブログで自社の製品を紹介してもらい毎月定期的にそのブログ経由で売り上げが出れば、たとえ最初にウン十万という金額を払ったとしても、数ヶ月でもとが取れる。

あと、コンサルとかも当てはまる。
仮に毎月数十万の報酬を支払っていても、それ以上の売り上げが会社に立てば、同じくもとは取れる。今のはあくまで一例なので一概にこうとは言えないが、少なくとも彼らは肉体的に大変なことはしていないし、「これだ!」と思う案があればおそらく時間もかからない。

さらにまとめると、

“その人でないと価値を発揮できない仕事”

であれば報酬は高い。

 

では一般的にバイトが多いコンビニのレジや飲食店のスタッフはどうだろうか。
基本的に“その人でないと価値を発揮できない仕事”であることはほとんど無いように思える。

AIの登場がわかりやすいかもしれない。
アマゾンボタン然り(これは違うかな?)、自動レジ然り、
ロボットに代わってしまう仕事はどんどん多くなっている。
アメリカでは扉を通るだけで精算できるシステムもあるらしいし。

ここら辺を考えると、おそらく時給1000円前後に多い接客系の仕事は、
ある程度は機械でもまかなえてしまう。
でも先ほどのブログやコンサルティングは、
(少なくとも人間と同じクオリティーの仕事は)今の段階では機械には出来ない。

 

 

“人間にしか出来ない難しい仕事”と“ロボットでも出来る単調な仕事”

 

これら二つを比べたときに時給が同じわけが、ないのだ。
いや、そもそも知的労働は時給と言う概念から外れている。
報酬の大小は「大変かどうか」「時間をかけたか」等では決まらない。

 

これを考えると、

 

 

「肉体的に辛いから時給を上げろ」

「時間をかけてるから報酬を上げろ」

 

 

という意見は、少しずれている。

 

 

 “辛く大変な仕事=価値の高い仕事=多くのお金を生み出す仕事“ではない

サラリーマンをやって出た答えが、コレ。
残念なことに、どれだけ大変な肉体労働をしようとも、ルーチンワークをしようとも、それが多くのお金を生み出さなければが報酬が上がることはない。もしそうなら、世のサラリーマンの給料がほとんど上がらないのがおかしいことになってしまう。
もちろん社員に分配することで薄まってしまうということもあるだろうが

 

なので今回の時給1500円デモにはむずがゆさを感じている。
先述の通り気持ちはめちゃくちゃ分かる。
でもこれらのことを考えると、1000円前後の時給は妥当なのだ。

大きなお金を生み出せないのであれば、安い時給で時間を切り売りするしかない。
もちろんデモを実際に見たわけではないので具体的にどういう主張をしたかとかは分からないし、参加者それぞれに深い事情があるだろう。
でも内容だけで考えると、こういう方向にならざるをえない、のだ。

 

 

自分でなんとか解決する選択肢があってもいい

偉そうなことを書いたが僕は経営者でもないし超優秀なサラリーマンでもない。
でもなんでこんなことを書いたかというと、デモで訴える以外に別の選択肢を持った方がいいと思うから。同い年っぽい人がたくさんいたので尚更。

嫌なら辞めてもっと時給の高い仕事につけばいいし(ただし大変さは増すが)、
自分で小金を稼ぐ方針に切り替えた方がずっと効率的。
もちろん仕事を辞めるのは人によっては難しいし、
そういう仕事があるかも分からない。

でも、最低時給が1500円になることはありえないとは言わないが、
たぶん実現にはくそほど時間がかかるはず。
だったら自分でちょっとずつやってみた方がお得である。
不満は当然あれど、まずはちょっとずつこういう考え方に変わっていくのが良いのかな、と。

 

まあ頭で分かってもそれを実行するのは難しい・・・・・・。